「産後パパ育休」を取得!育児を体感した新米パパへのインタビュー
こんにちは!ラピー女事務局です。
育児・介護休業法が改正され、2022年10月1日から「産後パパ育休(出生時育児休業)」が新設されました。
産後パパ育休とは、父親が通常の育児休業とは別に、子どもの出生時に取得できる育児休業です。
みなさんも、男性の育児休業についての情報を目にする機会が増えてきたのではないでしょうか。
ラピードアクトでも、実際に産後パパ育休を取得した社員が数名います!
今回は、4月に第一子が誕生し、実際に産後パパ育休を取得した中野さんに、
インタビューしましたのでご紹介します!
―育児休業中はどんな感じで過ごされていましたか?
基本的には子供の授乳などに合わせて行動していました。
ある1日の出来事をざっと書き出してみるとこんな感じです。
~朝~
大体5~7時頃、毎朝子供のご飯アラームで起床。
朝が早すぎる時は妻の授乳中、私はそのまま二度寝。
起床後、朝&昼ごはんの準備。二度目の授乳中、手が空いてるので洗濯。
子供を寝かしつけ、ササっとご飯を食べたら妻は二度寝。
~昼~
三度目の授乳後、定期健診に妻と子供が外出。私は病院に入れないので、お留守番。
留守番中、暇つぶしに掃除したり、洗濯ものを取り入れたり、お昼寝したり。
妻と子供が帰宅。(四度目の授乳は病院で済ませた)
子どもを寝かしつけ、妻は夜ご飯の準備。
~夜~
五度目の授乳。ご飯の準備を妻と交代。ご飯を食べ終え、落ち着いたら妻と一緒に子供の沐浴。
沐浴後、妻が先にお風呂に入り、その間は私が寝かしつけ。
六度目の授乳中にお風呂へ。一段落して休憩。
0時頃、七度目の授乳。ここから全然寝てくれないので妻と交互に寝かしつけ。
2~3時頃、安眠祈願を兼ねて八度目の授乳。頼む寝てくれ~・・・
やっと寝てくれたので就寝・・・
―詳しくありがとうございます!
ゆっくりすることは難しかったと思いますが、育休を取得して良かったことはどんなところですか?
当たり前ですが、子供と四六時中一緒にいれたことです。
それと、初めての子育てで妻が不安がっていたので、一緒に育児に専念できたことですね。
一緒にいてあげることで少しでも不安を払拭できたんじゃないかなと思います。
―奥様にとっても、心強かったと思います。それでは、育休を取得するにあたり、不安だったことはありますか?
特に不安はありませんでした。
1年間も休業したら、気持ち的にも現場復帰できるか怪しかったと思いますが(笑)
※今回の育児休業は1カ月間取得。
―育児休業を取得したことで、家事や子育てへの関わり方、考え方に変化はありましたか?
100%、子供中心の生活になるので、家事は優先度を考えて、できる時にやればいいやと思うようになりました。
掃除などは元々、毎日はしていなかったので、大きな変化はないと言ったらないかもしれません。
家事の分担も特に決めておらず、授乳以外はどちらでもできるので、子供の面倒を見ていない方が積極的に家事をするようにしています。
―育児休業を取得するにあたり、気を付けたことはありますか?
現場業務の引継ぎと、復帰後スムーズに業務を再開できるように予め関係者の方々と会話しておくことと、業務の備忘録を残しておくことですね。
それと、作業環境にもよりますが、PCのパスワードなど、期限切れになったり
長期休業でド忘れしちゃうこともあると思うので、控えておいた方がいいかもしれません。
(ちなみに僕は忘れてました!)
―産後パパ育休は終了しましたが、育児は続いていくと思います。家庭と仕事の両立をしていく上で、ポイントなどはありますか?
仕事をしている以上、日中居眠りするわけにはいかないので、育児休業中の妻にはきちんと理解してもらったうえで、夜はしっかり寝させてもらうことですね。
それと、仕事が終わって家に帰っても、「仕事で疲れてるから」と妻に育児と家事を押し付けず、できる範囲で(例えば子供のお風呂や洗い物など)育児と家事に協力していくことです。
―それでは最後に、周りに赤ちゃんが生まれた男性社員がいたら、育休の取得を勧めますか?
もちろん勧めます。
育児については病院から貰ったガイドやネットの記事などを参考にしていますが、赤ちゃんも人間なので当然個人差があります。
何をやっても泣き止んでくれなかったり、夜泣きが酷くて全く寝れなかったり、環境に慣れるまでは自分の身を守るためにも、休業をした方がよいと肌身で感じました。
―中野さん、ありがとうございました!
いかがでしたでしょうか。
産後パパ育休を利用することで、夫婦で赤ちゃんの成長を見守ることができるほか、産後間もないママのサポートもできるなど、メリットが多くございます。
厚生労働省によると、令和3年度の男性の育児休業取得率は13.97%と9年連続で上昇し、過去最高となっているそうです。
ラピードアクトでも、このような社員のライフイベントに合わせて柔軟な対応ができるよう、取り組んでいきたいと考えています。
また、社員が幅広い選択肢を持てるよう、会社としてもできる限りバックアップしていきます。
当社に少しでも興味を持たれた方は、ラピードアクトのHPや求人サイトをご覧ください。