自社開発からSESへの転職。汎用性のある技術力を身に着けられる環境。
― 野口さんは、社内でも最もエンジニア歴の長いひとりだと伺ったのですが、エンジニア歴はどのくらいなのでしょうか?
大学卒業してからずっとなので、エンジニアとしてはトータルで約20年でしょうか。
ラピードアクトでは最近勤続4年になりました。
触れてきた技術としては.NETが一番長いのですが、現在はJavaを使った開発をしています。
― ラピードアクトに入社されたきっかけはなんだったのでしょうか?
前職ではパッケージソフトの自社開発を長年やっていたため、新しいことをやりたいと思ったことがきっかけでした。
前職時代は、開発だけでなく、顧客サポートまで色々な業務を行っていました。
開発に関しては、機能追加が発生したら、コーディングして動いたらリリースして……という流れで、設計にあまりこだわりがなかったのですが、
現在の参画先では、しっかりウォーターフォール型の開発で設計書作成から製造、テスト設計から総合テストまで順を追って進めています。
作業内容はある程度変わったのですが、工程の中ではコーディングが1番好きだなと思うことは今も昔も変わりません。
― SES(システムエンジニアリングサービス)の働き方の良い点を教えてください。
ネットでSESについて検索をすると、ネガティブな意見が沢山目に入ってくるかもしれませんが、
実際のところそんなに悪いものではありませんということをお伝えしたいです。笑
目指したいキャリアプランのために、何か環境を変えたいとき、
自社開発の企業だと新しいプロジェクトが発足しない限り、基本的には転職をするしか方法がないと思うのですが、
1社に在籍しながら、様々なプロジェクトに参画できることはSESの大きなメリットだと考えています。
自社開発でも、COBOLなどを使っているようなパッケージソフトの会社だと、
長年勤めてそのソフトを知り尽くしているプロフェッショナルな方がいる一方で、
古すぎる言語を使っていることによる後継者問題・世代交代が大きな課題となっているケースもありますが、そういったこともSESでは起こらないですね。
また残業や夜勤についても、
インフラ案件では、場合によって夜勤が発生することもありますが、開発であれば深夜に働くようなことはありません。
納期前に忙しくなるということはありますが、本当に何か困るようなことがあったときは営業部の方に相談することもできます。
ただ、周囲からの評判が気になる人やプライドが高い人、
安定志向で年功序列がいいと思うような人にはSESには向いていないかもしれません。
どんな形でも一長一短がありますので、
いずれにせよ、自分なりに納得して仕事ができればいいと思います。
― どんな方がラピードアクトで活躍できると思いますか?
「前の会社ではこうだった」というのに固執されず、自分の知見を提案できたり、
自分の知らないことは素直に謙虚に、吸収できるような人は特に向いていると思います。
経験者の方で意外とあるのが、前職の方法で進めようとしたら、思ったより自分は全然できなかった……となってしまうケースです。
郷に入っては郷に従えといいますが、まさにそうで、自分の方法が絶対に正しいということはありません。
慣れ親しんだ方法が実はローカルルールで、世間にはもっと良い方法があった、ということはよくあります。
環境が変わったときに、自分の方法を貫いていくのか、新しい方法を受け入れて順応できるタイプなのかを自分自身に問いかけてみるといいかもしれません。
― 最後にどういう方にラピードアクトをオススメしますか?
ラピードアクトには、コミュニケーション能力が高い方や若い方が多いです。
先輩や経験者を尊重する文化がありつつも、フラットな環境で、悪い意味での上下関係はありません。
異業種からの方も採用しているので、同じ年代や同業とばかり接しているとなかなか入ってこないような、新しい考え方も勉強になると感じています。
若い人と仕事をしたい方、現状に膠着感を感じている人は、きっとプラスになると思います。
勉強熱心な方も多く、案件先が違っても便利だった技術の情報交換をしている方もいたりしますので、熱量の高い方は特にオススメです。
― ありがとうございました!