ビジネスへのAI活用に向けて、ChatGPT勉強会を開催
こんにちは!ラピー女事務局です。
突然ですが、皆さんは日頃「ChatGPT」をどれくらい活用していますか?
対話式AI(人工知能)であるChatGPTは、2022年11月の発表直後から今日まで、注目を集めています。
文章の添削や校正、アイデア出し、コード生成などChatGPTの活用方法は様々で、
今後更にビジネスでもプライベートでも普及していくものじゃないでしょうか。
ChatGPTとは
米OpenAI社によって開発された、人間との対話に近い自然な文章を生成してくれるAIチャットサービスです。
GPTとは「Generative Pre-trained Transformer(ジェネレーティブ プリトレインド トランスフォーマー)」の略で、
直訳すると「事前学習をした生成する変換器」を意味し、事前に学習されたデータをもとに文章を生成するシステムを指します。
引用:ChatGPTとは?できることや活用事例などを分かりやすく解説 | NECソリューションイノベータ (nec-solutioninnovators.co.jp)
AIとは
「Artificial Intelligence(アーティフィシャル・インテリジェンス)」を略した言葉で、日本語では「人工知能」を意味します。
AIという言葉の生みの親であるジョン・マッカーシー教授は、AIを「知的な機械、特に、知的なコンピュータプログラムを作る科学と技術」と説明しています。
引用:AI(人工知能)とは?意味やビジネスの例も交えわかりやすく解説 | NECソリューションイノベータ (nec-solutioninnovators.co.jp)
ただ、日本ではChatGPTをビジネスで活用している企業は少なく、
米国での利用率が51%に対して、日本では7%に留まっています。(※1)
当社の社員アンケート(2023年8月実施)でも、半分の社員が利用したことがありませんでした。
利用したことがある社員の中でも、7%しか毎日利用をしていません。(※2)
以前は、弊社でもプライベートでの利用に留めるように推奨していました。
しかし、生成AI利用ガイドラインを作成し、個人情報や機密情報を入力しない、著作物・商標侵害に注意する、回答に誤りがある可能性があるといった点に注意した上で、ビジネスへの活用を進めています。
-出典-
(※1)日米企業のChatGPT利用率に開き ≪ プレスリリース | 株式会社MM総研 (m2ri.jp)
(※2)今話題のChatGPT、ラピードアクト社員の活用方法をまとめてみた。 – ラピー女channel (rapide-act-gl.com)
そのような中、当社ではビジネスへのAI活用の一つとして、ChatGPTに絞り全社員を対象に勉強会の実施を行っています。
今回はその様子の一部を紹介いたします。
福岡・東京合同開催のため、Teamsを利用しオンラインにて開催いたします。
各自の実践も含めた講義形式で、講師は田中課長です。
3月に開催された第1回目では、
そもそもAIとは・・・という、根本的な話から始まりました。
主な内容としては、ChatGPTを利用していくうえで、質問のテクニック(プロンプトエンジニアリング)が重要ということです。
実践では、ChatGPTに実際にログインをするところから教わります。
まだ利用したことがない人もついていきやすく、とても分かりやすく丁寧に説明してもらえます。
ChatGPT利用時の注意点も教わった上で、一緒に進めていくことができるので、安心して参加ができます。
また、自身の業務において、どのような時にChatGPTを活用していくことができるか、具体的にイメージも浮かんでくるような内容でした。
4月に開催された第2回目では、前回の復習を行ったうえで実践をメインに行われました。
実際にChatGPTを活用して、メールの文章とExcelの数式を作成していきました。
田中課長に見本を見せていただき、それに倣って各自で実践していきます。
①基本的な質問
②目的・要件の指定
③文体を定義
④文章のチェック・添削
といったように段階に分けて、ChatGPTに質問を投げかけていきました。
ChatGPTからの回答を自分で確認する必要はありますが、参考にしたり、土台として利用したりできるため、業務の効率化を図ることができそうです。
技術者だけではなく、管理部の私も実務で活用できるような内容で、より身近に感じました。
1回目で学んだ通り質問の仕方に工夫が必要ですが、利用していくなかでコツを掴み、文章作成などで有効活用していきたいと思います。
いかがでしょうか。
ChatGPTなどのAIはこれからどんどん社会に浸透していきます。
AIの活用に関して、当社としてもまだまだ始めの段階ではありますが、ビジネスとして更に活用していけるよう検討していく予定です。
そして、社員の成長の促進や、会社全体の生産性向上に繋がるよう、今後も取り組んでいきます。
当社の社内教育に関する会社の方針や思いについては、是非下記よりご覧ください。
社員のパフォーマンス向上のために。ラピードアクトの社内教育への取り組み – ラピー女channel (rapide-act-gl.com)
当社に少しでも興味を持たれた方は、ラピードアクトのHPや求人サイトをご覧ください。