経理からエンジニアへ。“巻き込み力”を活かしてよりよい環境を目指す。

ITソリューション事業部のすぎ子です。普段は社内開発などの社内の業務と現場の開発業務を半々でやっています。趣味はものづくりのインドア派です。一技術者の目線からお伝えしていきます!よろしくお願いします。

阿部さんは異業種からの転職とお聞きしました。どうしてこの業界に転職されたのでしょうか?

前職は実家の建築設計事務所の経理の仕事をしていました。小さいころから現場の仕事に行く機会もあり、ものづくりに触れる機会がありました。ただ、建築の仕事にはあまり興味を持てませんでした。

私が10代、20代の頃は生配信だとか、ネットが普及し始めたころで、なんとなくWeb関係の仕事をしてみたいと思うことはあったのですが、具体的に何をすればいいのかはよくわからなかったんです。

プログラミングという言葉も知らなかったし、周りにWeb関係の仕事をしている人もいなかったので。

ある時、経理の仕事でパソコンも使っていて、ふと、そういうWeb関係の仕事って何があるんだろう?と思い、ネットサーフィンをしてみたら、検索結果に“プログラミングスクール”がどーんと目に入ってきて。これか!プログラミングというのか!と知りました。

それから、ウェブサイトってどうやって作るんだろう?とか、Web制作以外にもインフラとかバックエンドというものがあることを知り、自分でもやってみたくて、スクールに通い始めたのが、この業界に入ったきっかけです。

実際にプログラミングをしてみて、どうですか?

スクールではRubyを使っていて、ラピードに入ってからJavaを社内で勉強するようになりました。Rubyに慣れていたので、最初Javaがすごく難しかったです。なんて自由が利かない言語なんだろうって思って。笑

でも、色々書いてみて、思った通りに動かないときにこうなるんだ!と新たな発見を感じるのがとても面白いです。

そこに苦手意識を感じる人と、そうくるんだ!と楽しめる人がいますよね。

建物や裁縫だと柱に釘を打ったら穴が開くし、布は切ってしまえばくっつけることはできないですが、Webサイトやプログラムは間違えても直せるのが、私には合っているみたいで、楽しいです。

お仕事中の様子

現在はインフラの仕事を主にされていますが、インフラの仕事はどうですか?

インフラの保守や問い合わせ対応をしているのですが、初心者や未経験でも携わりやすい業務だと感じています。ですが、最初は機器の名前や略語を聞いても、頭には常にはてなが沢山浮かびました。笑

今は単語も分かりますが、保守として障害を未然に防げるように、日々コツコツ分からないことを調べたり、過去の情報を調べたりしています。

── 一緒にお仕事で関わらせていただいていますが、阿部さんはとても勉強熱心な方だなと思います。

あまり勉強している、難しいことをしているという意識はないですけどね。

でも、調べるのは好きです。分からないことを有耶無耶にするのが嫌ですし、調べ始めると止まらなくて。

誰かに聞かれた時にも、知ったかぶりをするのは嫌で、正しい情報を相手に伝えるようにはしています。この人本当にわかっているんだ、と思えたりもします。

最近ではラピードアクト社内ではホームページ制作の仕事にもチャレンジされていますね。

Web関係の仕事はやりたいことだったので、チャンスだし、これを機に「あの時の阿部さんのデザイン良かった」と言ってもらってまた次の仕事につながればいいなと思っています。

インフラとは色々違って新鮮で、発見があるのも楽しいです。

それから、あれこれと自分で考えるのも楽しいですが、考えたうえで他の人からの意見をもらうのも好きです。色んな考え方を取り入れて、自分の考え方の幅が広がるのが、とても楽しいです。

阿部さんは東京オフィスができたばかりの頃に入社されましたが、1年間ラピードアクトで働いてみて、いかがでしょうか?

福岡では女性社員が増えてきて華やかになってきていますし、東京では男性社員に個性豊かな人が多くて飽きません。上下関係も厳しくなく、年齢幅はあるのに、年齢差に気を遣うようなこともあまりないのがいいなと思いますし、風通しよくて誰かが悩んでいたら相談に乗れるようないい環境だと思っています。

会社の悩みを人と共有できなかったら辛いと思うんです。同じ境遇の人に話すことによって気が楽になるけど、逆にそれがいえない環境ってとても苦痛だと思います。

社内や現場で困ったことがあった時に誰かに相談できて、お互いのことを思いやってより働きやすい環境にしていこうと思っています。

阿部さん自身も色んな方から相談されたりすることも多いとか。

話しやすさもあるんですかね。嬉しいことに信用していただけているのかなと思います。

悩みを言えずに退職される方もいると思いますが、あの人に相談しようと思う環境もあってもいいのではないか、というのが過去に働いてきた環境から思ったことの一つにあって。

積極性があって資格も沢山ある、知識やスキルで会社に貢献できる人もいますが、あの人に相談しようと思える人材であることも役割分担の一つだと思っています。話せる人がいることで、一人でも長く働いてもらえたらいいなと思っています。

どんな会社にしていきたいですか?

活気が増すといいなと思います。私自身もそうですが、よく笑って元気な人で、周囲を巻き込むことができる人が増えるといいなと思っています。私も役職者ではないですが、役職者の方でないとできないことがあるときは巻き込んだりしています。

巻き込み巻き込まれながらみんなで一緒に会社をよくしていきたいです。

あとは、東京オフィスは出来てから年月も浅く、まだメンバーが少ないので、レクリエーションを一緒に考えて積極的に参加してくれる人が増えてほしいですね!

ありがとうございました!

ITソリューション事業部のすぎ子です。普段は社内開発などの社内の業務と現場の開発業務を半々でやっています。趣味はものづくりのインドア派です。一技術者の目線からお伝えしていきます!よろしくお願いします。

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