ラピードアクト女性エンジニア座談会 第2弾 ~IT業界に必要なこととは?~
こんにちは!ラピー女事務局です。
ラピー女channelでは、女性エンジニアのライフプランや平日のルーティンなど、多岐にわたるテーマを通じて、女性エンジニアの日常をご紹介しています。
前回のエピソードでは、エンジニアになったきっかけや実際の現場での経験について、女性エンジニアによる座談会を開催いたしました。
前回の様子はこちら
ラピードアクト女性エンジニア座談会 ~女性目線でのエンジニア職とは?~ – ラピー女channel (rapide-act-gl.com)
今回は、第2弾となる座談会の模様をお届けいたします。
前回からメンバーが一部入れ替わり、4人の女性エンジニアが参加いたしました。
入社して2~3年のエンジニアと、入社間もないエンジニアが、それぞれの視点からIT業界について語り合いました。
後輩社員から先輩社員へのお悩み相談も交えていますので、どうぞご覧ください。
ー 現在行っている案件・業務
まずは、皆さんの現在行っている案件・業務について、簡単で良いので教えてほしいです。
電力系システム開発で、基本設計を行っています。基本設計は初めてですが、楽しいです。
私の場合は、経理系のシステム総合テストチームに入って、仕様書の作成等を行っています。
私は社内のポイント管理システムの開発メンバーとして携わっています。
今月のリリースに向けて、ちょうど今取り組んでいるところですね。
今月は、ARを使ってロボットに溶接をしてもらうという企画があります。
それについてのアイデア出し、ARとPCを接続する設定や、実現可能なのかサンプルを作る作業をしています。
ー IT業界あるある?
IT業界ならではのお話って何かありますか?
「マージする」など、今は普通に使っている言葉ですが、この業界に入ってから知る言葉、使う言葉が増えましたね。
あとは、「コンピューター」「ユーザー」と一般的には伸ばす方が多いと思いますが、IT業界だと「コンピュータ」「ユーザ」と最後をとめる傾向がありますね。最初は不思議な感覚でした。
※マージする・・・複数のものを統合・結合すること
それは確かに、IT業界のあるあるかもしれないですね。
私も「プログラマー」ではなく、「プログラマ」ってラピードアクトに入社して学びました。
管理部としては、1人月などの「人月」という単位を初めて聞きましたね。
※1人月・・・1人で1ヵ月かかる仕事の量を表す単位
そうですね。工数は凄く気にしているところですね。
お金の話に直結してくるので、とても大事なところですね。
あるあるとは少し違うかもしれないですが、エンジニアの仕事は、年齢や性別に関係なく、実力があれば男性女性関係なく平等に評価されるって感じがします。
業界全体が実力主義の傾向が強いイメージがありますね。
確かにそうですね。
未経験でも挑戦しやすいこと、頑張った分だけ評価されると実感しています。
体を使った肉体労働ではないため、体力的な負担も少なく女性としても働きやすいのかなと思います。
女性の働き方でいうと、以前の案件先ではお子さんがいる女性も結構いて、チームのリーダーとして活躍されている方もいましたよ!
場合によってはリモートでもできる業務があると思います。
ーIT業界で必要なスキルとは?
IT業界では技術力も大事と思いますが、その他必要と感じるスキルはありますか?
私が感じているのは、良い意味で控えめでなく、自己主張する時はする先輩社員は仕事ができるなというイメージです。
確かに、男性女性に関わらず、必要な時にタイミングよく自分の考えや、アドバイスをくれる方って尊敬できますよね。
梶原さんはどうですか?
私は「探求心」ですね。
これ知りたい、あれ知りたいと、どんどん探っていく「探求心」を持つことが大事かなって感じています。
そうですね。IT業界は、新しい知識・情報が入ってくる事が早いから、興味をもって勉強するのは凄く大事だと思いますね。
私はまだまだですが(笑)
その他でいうと、一緒に相談しながら仕事をできる人を見つけられると仕事がやりやすいなと感じます。
確かに。
残業した時や、よく分からない作業を指示された時に「この作業〇〇ですよね!」等と話すことで仲良くなったりします。
そうかもしれないですね。辛いけど一緒に頑張ろう!と、一致団結するような感じです。
ーコミュニケーションが大切!?
蒲池さんや石丸さんのように仕事をやりやすくするためには、コミュニケーションが必要と思いますが、コミュニケーション能力を上げるために工夫していることってありますか?
私は、質問する時に焦ってしまう事が多いので、質問の前に心の中で順番等をイメージトレーニングして必要な資料を準備した上で行くようにしています。
あとは、突っ込まれた時はこれを言うっていうメモをデスクトップに載せているので、準備が大事かなと思います。
質問でいうと、業界に長くいて当たり前と思っていることでも、新人から質問されたら優しく教えてくれる方が多いです。
自分で調べられるところまで調べてから、気負わずに素直に聞くと良いのではと思います。
あとは、勤怠の面も大切ですね。
技術力が高いけど遅刻やお休みが多いと、スケジュールを組みにくくなります。
それよりも素直で毎日遅刻せずに勤務されている方が大切ですし、お願いしやすくなります。
確かにそうですね。
自分がこんな人と働きたいと思った人になったら良いかなと。
お願いしやすい人、相手が話しかけやすい人とは、仕事がやりやすくて嬉しいです。
話しかけられた時にちゃんと顔を上げて目を見て話すとか、手が空いたら自分から仕事ありますか、と声をかけるとかもですね。
ラピードアクトの女性社員の皆さんは、フレンドリーなのでとても話しやすいですよね。
何事にも興味を持っていろんな話に耳を傾けたり、積極的に話を聞いてくださる印象があります!
それでいて、メリハリもしっかりしていますよね。
私は社内で業務していて女性がほとんですが、休憩時間等にお話をしている時と、仕事をしている時の切替が凄いなと感じています。
そうですね。
そういうこともあって、責任感が感じられますし社員からの信頼も厚い人が多いですね。
ーIT業界の面白さや、魅力とは?
最後に、皆さんが感じているIT業界の面白さや、魅力ってどんなところでしょうか?
最近、自分が実際に携わった仕事が、ネットニュースに出たことがあります!
大変だった事もあったけど、ちゃんと出来たんだなと実感しますね。
ネットニュースは、家族から教えてもらったのですが、その時は凄く嬉しい気持ちになりました。
それは凄いですね!達成感を味わえそうです。
私の場合は、機能追加をするコードを書いた時に画面にちゃんと表示されると、自分もできるんだと思い、それが面白さ、達成感に繋がっています。
私もそうですね。「ずっと1日悩んでいたけど、思っている通りに動いた!」という時は、目に見えてわかるので、面白いと思いますし、やりがいに感じます。
私も「昨日できなかったことが今日できた時」が自分成長できてる!と思えて凄く達成感を味わえています。
あとは、スキル面を向上させるための勉強を継続できれば・・・と考えているところです。
ルーティン化させたら良いんじゃないかと思います。
30分、1時間しようとすると次の日しなくなるので、毎日1分や5分テキストを見るだけでも、PCを立ち上げるだけでも、ちょっとずつを毎日すると習慣化すると思いますよ。
そうですね。毎日仕事で行った事・出来るようになった事・新しく学んだ事等を羅列して書いてみるのはどうですか。
次の日や1週間後、1か月後に見返してみると、こういう事あったとか、確かに今できるようになっているなとか感じるのではと。
それが積もり積もって、また明日からも頑張ろう!という気持ちに繋がり、継続しやすいのかなぁと思いますね。
ありがとうございます!とても参考になりました。
いかがでしたでしょうか。
皆さん、自分の仕事が形として目に見える成果に繋がった時、大きなやりがいを感じると話していました。
多くのエンジニアが、同じような面白さや魅力を感じているのではないでしょうか。
また、今回の座談会では、IT業界の急速な変化に対応するためには、好奇心と探求心を持ち、継続的に学び続ける姿勢が不可欠であることが分かりました。
そして、技術力に加えて、効果的なコミュニケーションを含む「人間力」も重要な要素であると、改めて認識できた会となりました。
当社では今回参加の女性エンジニアはもちろん、その他にも女性エンジニアが在籍し活躍しています。
少しでも興味を持たれた方は、ラピードアクトのHPや求人サイトをご覧ください。